衣笠税理士法人 | 資産運用、税金、経営、資金繰り、節税、財産、相続税、売上増のことなら衣笠税理士法人
HOME |  サービス内容 | お知らせ | 事務所概要 | リンク | お問合せ
社長のコラム 7/16 売上高を上げる仕掛けをつくろう! その2
2009年07月16日 09:00

経営者のための実務必携  
10.売上高を上げる仕掛けをつくろう! その2


(4)売上高を上げるための仕掛けとは?
 こちらのをご覧ください。この図は忙しさ(生産性)と業績との関連をみたものです。
例えば、2と3は多忙なのに利益がそれほど出ていない場合です。最近このケースに該当する会社が増えているようです。その理由はデフレと競争による価格低下により、数は出るが金額にするとそれほどにならないためです・

(5)他方、4のように適度に忙しいが商品開発や人材育等に割く時間があるうえに、利益が相応にあがっているというケースもそこそこあります。その理由は、1つは高価格対策をとっていることです。その商品またはその会社にブランド力があるともいえます。「行列ができる」というのもその一例ですし、試供品販売のように販売方法にこだわりを持ち、販売を制約しているように消費者に感じさせる方法もそうでしょう。
 したがって、ここには商品そのものの品質とそれを消費者にいかに感じさせるかという心理作用の両面から考えつくされた戦略があるといえるからです。

(6)もう1つの理由は、資産効率や資金効率を高めることです。例えば、売上高1億円でもそれが現金売上高であるのと3ヶ月サイトの手形を受け取るような掛売高であるのとでは、会社の財務状況は大いに異なってきます。
 特に現金売上高の場合、その現金でもって商品を仕入れたら仕入価格はず随分と下がり、その結果として多額の利益が計上されることになるでしょう。また、この資金を運用や借入金の返済に回せば、年2~10%程度の収益をもたらしてくれることもありうるのです。

(7)節税についても同様のことがいえます。この図での黒字とは、税引後の当期純利益のことをいいます。もし、税引前の利益(所得金額)が100とすれば、通常の納税額は約40となり、当期純利益は60となります。
 そこで、節税策として支出したお金が交際費などのように純然たる経費となるものでもなく、保険料などのように解約時に一定の返戻金があるような経費を支払った場合(支出額を40とする)、所得金額は60となり、納税額は24となります。納税額の差は16となり、またこの保険契約を担保にすればある程度の資金を借り入れることもできます。

(8)私は中小企業にとっては4のパターンが望ましく、そこで採られた高価格政策が大ヒットして1つのパターンにつながれば大成功と考えています。
 もう1つ、興味を引くのは7のパターンです。成熟社会だからこそ、このようなパターンも有り得るのです。
 このパターンに該当する場合とは、商品の供給を徹底的に制約してこだわりに徹した商品生産に取り組んだり、何らかのロイヤリティ収入があったり、資金や資産の運用を行っている場合です。



トップページに戻る
京都の衣笠税理士法人 | 〒603-8341 京都府京都市北区小松原北町45 TEL:075-463-3553